今、バイクのエアバックがアツイらしい。
肩と肘にパットが入っている。
風を通さず、軽い生地。
と、ここまでは普通のライダースジャケット。
大きく違うのが、胸のポケット部に炭酸ガスボンベが付いていること。
これは、名古屋の企業、無限電工が製作した、『ヒットエアー』というオートバイ用のエアバック。
このジャケットを普通に着用して、あらかじめオートバイ本体に付けてあるフックをジャケットとつないでバイクに搭乗。
走行中にこれが外れると、一瞬のうちに、背中から腰にかけてジャケットが膨らむ。
事故などによる転倒で、後遺症が出そうな脊髄から頸椎にかけて保護してくれるという。
発売されたのは10年ほど前で、当時は全く売れなかった。
それは・・・
オートバイメーカーが、これではバイクが危ない乗り物だと言わんばかりだと難色を示したこと。
そして、ライダーのプライドや安全意識の低さが原因だったらしい。
ところがこのヒットエアーを是非導入したいとスペインの警察から注文が入り、
今や、世界31カ国から注文が殺到しているという。
ブラジルでは全てのライダーに着用が義務づけられているという。
遅ればせながら日本でも、いくつかの県警や警視庁で導入され、
さらには皇宮警察では乗馬で着用しているという。
ヒットエアーに付属する炭酸ガスボンベは1000円ほどで、これで安全が確保されるのなら安い。
この無限電工では、ヒットエアーの他に、炭酸ガスボンベを利用して膨らむタンカーや三角表示板も販売中。
さらに現在は、高所作業者用のジャケットも開発中とのこと。
そろそろバイクで走ると気持ちのよい季節。
気持ちよくツーリングに行って、気持ちよく帰ってくるために、着てみては?
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